治療例 骨折(鳥)
生後2か月、幼い顔の24gの文鳥さんです。
足に異常があるとのことで来院されました。
残念ながら脛骨を骨折していました。
変位も大きく、軟部組織や神経も損傷していました。
よって手術を選択されました。
吸入麻酔下で骨の髄内にピンディングをすることで内固定をします。
このレントゲンはピンの挿入位置を確認しているところです。よい位置に設置できました。
そして、3週間後にピンを除去するためにピン先を曲げておきます。
最後に外固定(ギブス)をして手術終了しました。
骨折部の癒合が進み仮骨もしっかり形成されました。
ピンを抜去する時期となりました。
ピンを抜去して骨の確認をしました。
良好です。
1週間後に外固定を外すまでもう少しです。
残念ながら受傷時の神経の損傷により力が入りません。
がんばって!
とうとう外固定を外す日です。
無麻酔下で注意深く外しました。
そして、骨の状態はとても良好です。
よかったね!
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