病院設備 検査機器1

写真 超音波診断装置は、検査時の動物への負担が少なく、またリアルタイムに画像を観察できることから、腹部一般の検査、循環器を中心に最近は眼科、運動器等の幅広い臨床領域で使われています。
当院では3台目となるGE社製のVersana premierを導入しました。
Versana premierはすべての領域を検査対象にするクリニック用としてはGE社の最上位機種であり、最高品質の画質を動物たちに提供します。
写真 フルデジタル超音波、多周波プローブであることはもちろん、当院では体重20gのハムスターさんやインコさんから小さな動物たちから60kgの超大型犬まで対応できるように超音波プローブを6本用意しています。
写真 世界最高水準の高画質・低線量の撮影を実現する動物病院用カセッテDRシステム(FUJIFILM DR CALNEO Smart V)です。
どこに病気があるのか?どこが痛むのか?ペットの医療現場では、自分で伝えられないペットたちの体内の異変を見つけるために、検査のクオリティーがとても重要です。
FUJIFILM社の最先端技術によって、体の状態を詳細に知り、スピーディーで適切な治療に貢献してくれます。
写真 以前まで使用してたデジタルX線画像読取装置(CR:Computed Radiography)です。
撮影したレントゲン画像を読み取りモニターに映す装置です。
この機種は撮影部位情報に依存しない新画像処理アルゴリズムを搭載。更に自動部位判別とパラメータ学習機能の組合せにより最適な診断画像を提供します。最新のDRの導入により撮影はしなくなりましたが過去の画像を比較する際に使用しています。
写真 イメージングプレートの読取装置です。45秒/枚の高速処理を行ってくれます。
従来のレントゲン現像のような廃液は発生しませんので環境にもやさしい。
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炎症性腸疾患、腫瘍などによる消化管内の観察や消化管内異物を除去する際には内視鏡装置が必要となります。
これにより、手術でお腹を開けなくても組織を採材できたり、異物を除去できることで動物に優しい医療を提供できます。

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また、径が細い気管支鏡を使いフェレットに多い消化管内異物の除去も行うことができます。
体重1kg以下のネコや子犬にも使用できます。

写真 さらに径が3mmと細いヒステロスコープによる猫の鼻腔内疾患や小動物にも対応できるようにスコープを多数そろえています。
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  • 迅速な血液凝固検査が院内で可能です。
  • 因子欠損症、血友病、肝疾患等の外科手術前のスクリーニング検査による手術時の出血リスクの低減や、DIC診断の一助等、出血傾向にある患者の迅速な診断治療をサポートしてくれます。命にかかわる重要な項目です。
写真 犬の体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりした場合、血液中に蛋白質の一種である犬のC反応性タンパク(CRP)が上昇します。このCRPを測定することにより炎症の有無、強さを診断することができます。この検査はワンコで測定することが可能です。